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神宿

神宿「カムチャッカ・アドベンチャー」発売記念クリエイター鼎談

2016年12月6日(火)神宿の2ndシングル「カムチャッカ・アドベンチャー」が神塔から発売された。今回はその発売を記念して3人のクリエイターに「神宿」について語ってもらった。

前作「原宿戦隊!神宿レンジャー」に引き続き、表題曲「カムチャッカ・アドベンチャー」の作詞・作曲を担当し、カップリング「ミライノウタ」の作曲もつとめたSHUNさん、神宿1stアルバム「原宿発!神宿です」では全曲作詞・作曲をつとめ、今回は「ミライノウタ」で作詞を担当した、ながいたつさん、そして、神宿の1周年以降、すべての楽曲で振り付けを担当している八木葉子さんの3人だ。

3人は、7月29日の武道館ライブの際、揃ってライブを見ているが、じっくりと話をするのはこの日この場所が初めてとなる。
teidan(左からSHUNさん、ながいたつさん、八木葉子さん)

【みんなの力が結集してでき上がった「ミライノウタ」】

ーというわけで、皆さんよろしくお願いします。

ながい:この前は、詞をつけやすい音源いただいて、ありがとうございました。

SHUN:「ミライノウタ」ですね。あの曲は、ミドルバラードというか、パワーバラードというか、そういう曲を作りたいと思っていて。みんなの力が結集してでき上がった曲ですね。曲のタイトルは北川くん(神宿プロデューサー)だもんね。

ータイトルは映画「神宿スワン」のセリフからですね。「ミライノウタ」を初披露した2周年ライブの日は、「神宿スワン」の監督さんもいらっしゃっていて、「カムチャッカ・アドベンチャー」は映画の主題歌で初披露って知っていたけれど、「ミライノウタ」に関しては何も言っていなかったので、あそこで聴いてすごい感激してくれたそうで。

八木:あの曲は歌詞が難航したと聞きました。

ながい:SHUNさんから来た仮歌の時点で、英語で歌っている部分があるんですけど、 メッセージ性のある歌詞をという注文だったので英語で大丈夫かなと。でも言葉の響き的にそこを日本語の詞にしてしまうと寒い感じになるので。

SHUN:オレ、覚えてないかも。仮歌の時点では、フィーリングで歌っているので(笑)。だから、ながいさんから仮の詞が返ってきたとき、感動しましたよ。作っていて、メロディーと歌詞が一緒に出てくるときってあるじゃないですか。今回僕は仮歌だけだった聴いていたから、出てきたものをそのまま歌っていて。よく聴き込んでつくってくれたなと。

ながい:仮歌の中に「マンマミーア」って言葉があって、それを活かすのかどうか、北川くんと何度も話し合って。「これ、どうする?」って(笑)。

SHUN:逆に皆さん、どうやって作っているんですか? 僕はメロ先なので、メロディーに一緒に出てくる言葉、語呂がいい言葉を乗せて歌ってみて、それから言葉を入れ替えながら、詞を作っていくんですけど。

八木:わたしは、神宿の場合は、ライブに重きを置いているので、お客さんからどう見えるのかっていう部分と一体感、メンバーのキャラが立っているので。それを活かそうというのを念頭において曲を聴いていると、ぱっと動きが出てきたりするんですよ。あとは、ダンサーの観点としてこの音を取ったらカッコイイとか、歌詞を伝えられるようにとか。「ミライノウタ」では引き算で作りましたね。

SHUN:そこは音楽と一緒ですね。

八木:「ミライノウタ」は振り入れのときから、メンバーが感情入りすぎて「ヤバい、ヤバい」って言っていて、なっぴぃーなんか涙目で踊ってたんですよ。みんなのこれまでとこれから、表現したいこと、自分が一番いいたいこととかが詰まっている曲なのかなと。だから、振り入れするときに、振りを減らしたんです。実際に教える前に減らしたので、本人たちもしらないんですけど。

SHUN:ああいうテンポ感の曲って、アイドルの曲ではあまりないじゃないですか。そういう難しさってありますか?

八木:神宿の曲って「限界突破」みたいに、全然アイドルっぽくない、男の人が歌いそうな曲もあるし。いろいろな種類の曲があるからやりやすいところがあって。神宿に関しては振付が出てこなくて煮詰まったりということも全然ないですね。なんか、神宿だからこそってところありませんか?

ながい:それはすごくあります。いろいろな可能性を感じるし、材料が豊富だから作りやすいですよね。詞を作るときは、まだ見えていない地下鉱脈を探って、イメージを取り出してくる感じで。例えば「てるてる坊主」みたいな、曲をつくっているときに、これはキーになる言葉だなっていうのが見つかると、あとはそれをどうやって活かすかを考えるし、そうすると神宿にしか歌えない歌詞に自然となっていくんですよね。

【どんな曲やコンセプトがあったとしても、やるのは人間】

ーながいさんは本当に初期のレコーディングから立ち会っているわけですよね。

ながい:最初の頃は、場所がないからダンスホールとかで録音してて。勝手にダンボールでブースとか作って録っているんだけど音がわんわん反響しちゃって。めちゃめちゃでしたよね。

八木:でも、神宿にはそういう雑草根性がありますよね。

ながい:みんなうまくなりましたよ。なっぴぃーとか、最初は踊りが全部ワンテンポずれていたから。

SHUN:ワンテンポって相当だよ?

ながい:いや、実際はワンテンポどころではなく、これでも控えめに言ったくらいで(笑)。それが二年経たずに武道館のステージに立つんだから。

SHUN:でも、なっぴぃーはキーマンですよね。神宿レンジャーの「Kawaiiを戴きに来たぞ!」のところがすごい好きで。

八木:あそこかわいいですよね。そこ、10才くらいの感じでやって、って言ったんですけど。ナイスキャラです。

ながい:なっぴぃーには、2曲目のレコーディングのときに、「えっ、ながいさんが曲作っているんですか?」って言われて。俺が曲作っていること知らないで歌っていたという。

SHUN:2曲目なのに(笑)。

八木:たまにトンチンカンなところありますよね。なんかおかしいなと思ったら、一人だけ回り方が逆だったり。あまりにも自然にやっているから、すぐに気づかなくて。

SHUN:「限界突破」のセリフで苦労したのもいい思い出ですね。みきめいの姉妹も貴重だなと思います、めいちゃんだけだと突っ走っちゃうところも、マイペースのみきちゃんが中和して。あの二人は肉親だからケンカしても遺恨が残らないんですよ。

ながい:身内じゃないと突っ込めないところまで突っ込めますからね。

SHUN:二人が衝突していると逆に周りのメンバーは一歩引いて冷静になるので、そこで神宿の流れが作られているのかなと。どんな曲やコンセプトがあったとしても、やるのは人間だし、個性のぶつかり合いじゃないですか。北川くんは、よくあんな猛獣たちをまとめているなって思いますけど(笑)。でも悪い意味ではなくて、あのくらいの個性がないと売れないから。

八木:バランスがいいですよね。

【一人ひとりがセンターになれる子たちが集まった集合体】

SHUN:とはいえ、武道館でやったとき、一緒にでていた他の皆さんはもっともっと上のパフォーマンスをしているわけで。曲も自分たちももっとスキルを上げていかなきゃいけないし、本人たちもそれは感じていると思うんです。だから武道館が終わったあとに「君たちにもっといい曲を書いてあげなきゃいけないなって思いました」って話をして。メンバーはみんな複雑そうな表情をしていたけれど、でも、僕たちも本人たちも、そういう意識や覚悟を持ってやらないと、新しい子はどんどん出てくるし、それに勝っていかなきゃいけないわけだから。

ながい:もっと上を目指すためには、スキルアップは必要ですよね。

八木:パフォーマンスの面で言うと、神宿は本当に表情に長けているなと思います。あと、自分の見せ方をそれぞれがわかっている。この振りはこういう意図があって、というような説明をすると、ちゃんと理解して踊りの中に取り入れられる。だから、ステージで見たときに、こちらの期待値を超えてくるんです。たまに神宿のYouTubeとか見返すんですけど、以前の動画より確実に良くなっているんですよ。とくにワンマンのときは、お客さんの雰囲気も含めて、すごく良いなと。ダンスが揃っているとか、振付がストリート寄りだったりというのは、ここ最近トレンドとして売りにしているグループも多いと思うんですけど、歌が上手い、ダンスが上手いってだけでもダメで、やっぱり雰囲気が出てないとダメじゃないですか。

ながい:そういう何かを彼女たちが持っているってことですよね。

八木:わたし、アイドルの振付、神宿に出会わなかったら多分やっていなかったんですよ。もっとダンサー寄りの仕事が中心だったので。でも、神宿の1周年のライブを見て、おもしろいなって思って。そういうアイドルに興味を持っていない人にも関心を持たせる何かをあの子たちは持っているから。運命的なものを感じます。それを彼女たちが最初から持っていたのかどうかはわかりませんけど。

ながい:はじめて会ったときから持っていましたよ。

SHUN:神宿は5人とも前に出たい欲がある。それがいいよね。一人ひとりがセンターになれる子たちが集まった集合体だから、チームとして強い。ほかのグループだと、センターの子が一人前に出たら他の子は引いちゃったりってありがちなんだけど、神宿は一人ひとりがそれぞれ前に出てくるから、5チーム分くらいの力がある。

八木:振付のときに、見せ場でセンターの子がセンターに来るようにって指示を受けることもあるけれど、神宿の場合は全然ない。全員が主役だから、誰がどこにいても、誰も死なないし、誰がセンターに来てもちゃんと画になるんです。

SHUN:あの5つの個性って、結構世の中を代表していると思うので、それを曲や振付の中で見せられると、あの年代の子たちの青春の縮図が見せられるようになるのかもしれないね。

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『カムチャッカ・アドベンチャー』
発売日:2016年12月6日(火) 価格:¥1,200+税
品番:KMTO-0002 レーベル:神塔

M1.カムチャッカ・アドベンチャー
作詞・作曲:SHUN 編曲:SHUN、Shinpei
・映画「神宿スワン」主題歌
M2.ミライノウタ
作詞:ながいたつ 作曲:SHUN 編曲:SHUN、Shinpei
M3.カムチャッカ・アドベンチャー(instrumental)
M4.ミライノウタ(instrumental)

リリースイベント開催中!!
https://kamitou-label.amebaownd.com/posts/1716102

神宿ワンマンライブ
「神が宿る場所〜私たちの無限の可能性を信じてみよう〜」
会場 :Zepp Diver City TOKYO
OPEN :17:00/START 18:00
https://www.red-hot.ne.jp/live/detail/27381

  • 神宿 春ツアー2017 ツアーファイナル特設サイト

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